中学1年生に向けて講演。
2019年の講演初仕事を終え、ホッとしている。
今回の題目は、「仕事について」だったが、本当に難産だった。
3日間家に帰らず、早朝及び深夜に原稿をひたすら推敲した。
だって、私が中学1年生の時なんて、ただの猿だったので…。
こんな私から子供達にいったい何が伝えられるというのか?!
しかも、私が中学時代、
土曜日の午前中に体育館や教室に来て話をしてくれる大人で、
魅力的だと思った大人は誰一人いない。
本当に誰一人としていない。
恐らくみんなも同じなはずだ?!
なんかみんな疲れていて、偽善ぽくて、
とてもじゃないが大人って楽しそうだなぁって思えなかった。
活き活きしてなかったし、なんかお金の匂いもしないし、
こんな大人の将来、なんかつまんなそうだなって感じた。
難産だった理由の一つに、「私がその一人になるのは絶対嫌だ」と
強く思ったからだ。
実際やってみて、ちょっと浮いていたかもしれないが、
多分伝えれたと思う。
夢、仕事、経済、勉強、受験、お金、今やるべき事、大人、未来の社会。
全員の子供に名刺を配れて、直接悩みがあれば連絡下さいと伝えた。
さぁ何人の子供が連絡してくるのやら、今から楽しみです。
30分という短い時間で伝えることの難しさ。
そして、楽しさ。
自分自身が一番勉強になったかもね。
(余談)
それにしても学校の廊下に貼ってあるポスターや
講師控え室にあった歴代PTA会長の写真(そんなの貼る必要あるの?!)や
様々な紙という紙の嵐。
今回のやりとりも全て、手紙やFAXで、メールでは無い。
そりゃ先生達も大変だよ。
本当にこの国は一旦ディストラクチャーしないとまずい気がするな。
教育って本当に難しい論点だけど、逃げちゃいけない気もする。
どの現場や会社も同じだが、現場はめちゃくちゃ頑張ってる。
しかし、その方向性やビジョンがズレていると、その頑張りが時にマイナスになってしまう。
教育でこれが正しいということは無いけど、多様性は欲しい。
しかし、その多様性に自分の子供をブチ込めるかというと結構勇気がいる。
本当に難しい…
(余談終わり)
今、晴れた太陽の下、広い庭で、くるりを聴きながら、
自分の中学1年生から随分と時が経過したことをしみじみ感じる。(老人みたいだな…)
人生って本当にあっという間だ。
大学院の仲間達が、昨日論文を書き終わった投稿をしている。
論文提出からもう1年経過した。
あっという間だ。
講演当日に久々家帰って、娘(小学6年生)に内容を最終チェックしてもらった。
まさか自分に子供ができて、大人になるなんて、
中学1年生だった私には、想像もつかないだろう。
それでも人生は続く。
そして、大人になるって最高。
今が最高。
「人生一度きり!」もこそっとパワポに入れ込んでおきました笑笑
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人生一度きり!
×
MomentExperience(瞬間体験)
×
自分らしく生きる時代
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布施卓人