才能ってなんだろ?!

川谷絵音氏の記事を読んで才能ってなんだ?!とふと思った。(因みに川谷氏は、●ッキー不倫で賑わせた音楽家。)
彼の飄々とした受け答えとは裏腹に、創作への強い意志と自信と才能を強く感じた。

「学生時代に僕を虐げてきた人たちへの復讐。ただ、それだけのことなんだと思う。」

「音楽に詳しくてギターが上手くても、いい曲が作れるわけじゃありません。人生経験というか、人間の部分が重要だと思う。色々ありますから。
特に自分はそういう星のもとに生まれてきたんだと思う。」

「もそも「自己啓発本」って言葉が矛盾してませんか?
だって、他人の意見である時点で自己じゃないですし、がっつり他人に鼓舞されてるわけじゃないですか。
本当の意味で自己啓発なら、まず自分自身を見つめることのほうが大切だと思います。」

「僕の場合、メロディーのような具体的なものが思い浮かぶわけではありません。自分の中でイメージがパッと立ち上がった瞬間に、もう曲が完成している。
これは僕以外、誰もわからない感覚であり、誰とも共有できない感覚。」

NewsPicksの良記事↓
https://newspicks.com/news/3347078…

彼の書く曲は、ストレートでありながら、どこかひねくれている。
音はシンプルに聞こえるけど、とても複雑なシンコペーションをしている。
音質は軽めの仕上がりなのに、音圧や音像は素晴らしい。
インタビュー記事を読むと改めて才能の塊だと感じた。

川谷氏の音を聞いたことが無い人はこんな感じ↓
https://youtu.be/bVZElDCQn3I
https://youtu.be/Ae6gQmhaMn4

私は「何故音楽辞めたの?!」ってよく聞かれる。
これは、かなり愚問で辛い。
答えは一つしかない。
「売れなかった。つまり才能が無かったのだ。」
これに尽きる。

よく才能について色々言われる。

才能とは、生まれつきだ。
才能とは、運だ。
才能とは、努力だ。
才能とは、継続だ。
才能とは、誰にでもある。

等々。

しかし、才能は全て後付けで、世に結果を残した人が、結果才能があると言われるのだ。
世に問い、何かを残し、名を残し、誰かを救い、必要とされる。
その規模や範囲が大きければ大きい人ほど、才能力が高い人なのだ。
ということは、結果を残すには、運も努力も継続も必要で、生まれつき誰もが平等に才能はあるのだ。

才能なんて、結果が全てなんだ。
つまりは、ある意味で人間誰もが才能がある。
だって、誰だって少しは世の中に対して貢献している。

1mmでも何かを残している。

1mmでも何かを残したのであれば、1mmの才能があるのだ。
しかし、1mmの貢献では、世には広まらないし、世に名は残らない。
ナポレオンもアインシュタインも川端康成もトランプさんも才能の塊だ。
つまり、才能とは、結果である。

因みに私が音楽を辞めようと覚悟を決めたのは、初めてRADWIMPSを聴いた時だ。
今でもはっきり覚えている。彼らの世界観が、私の目指していた世界観だった。
RADWIMPSがやるなら、自分がやる必要は無い。
諦めがついた。
僕は商業音楽家にはなれなかったし、なりたくなかった。
今はもっと肩の力を抜いて、音楽に向き合える。
才能は誰にでもある。
後は自分が何に対して結果を残したいかだけだ。

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